地元の上映会および鎌仲ひとみ監督のトークショーがあったので、妻と行ってきたというか妻に強力に誘われた。
内容は、瀬戸内海の祝島の住人が対岸に建設予定の原発への反対運動を手弁当で行っているというのを軸に、住民の暮らしぶりから、スウェーデンの代替電力の取り組みなど多岐にわたる。
前売りを買ったのは、この震災の前だったのに、残念ながらタイムリーになってしまった。
現在計画停電なのは、火力発電所も被災して動いていないからであり、実際は原発がなくても需要は賄えるという。
この辺りは、データがないので何とも言えないのだが、もしそうならずいぶん東電は肝が据わっているなあ。そんなにすごい人いるのかなあ?
だって、これだけ迷惑かけておいて、ほんとは計画停電しなくても電気はまにあうんだよー、そういうふうに言っておかないと原発いらないって思われちゃうと困るんだ。
なーんてのが、ばれたらどうなる?
それこそ潰れかねない。
こういうのは、片方の意見を聞いて判断してはいけないのだが、なにせデータが双方から出てくるというのではないのが、困ったもんだ。
結局判断基準がないので、判断できない。
ただ、スウェーデンでは電力網が解放されていて、クリーンな(風力、太陽光)電力だけの発電会社があり、その電力を電力網を通して、買えるというのだ。
つまり、東京電力はいやだ、クリーン電力の会社の電気を買うよという選択が可能ということだ。
ま、そういう選択の自由度は広いに越したことはない。
鎌仲監督のいうように、原発がなくても何とかなるというのであれば、そりゃないに越したことはないよね。と決めることが大事だと。
決めてから、課題を解決していくことで、徐々にでもあれ原発のリスクから解放されていくのだと。
で、やはりおいらとしても原発はやめようと思った次第である。
とりあえず、新規原発建設はないでしょう。
その後、太陽光発電とか、風力、小水力発電など調べ始めた。
妻が買った、一体型手回し式発電ライト、ラジオ、携帯充電機のキットの回路を半田付けして、完成させたりも。
あー、久しぶりの半田付けであった。いーにおいだ。
2011年03月28日
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