計画では、出発地点が秋田⇒男鹿半島⇒白神山地⇒竜飛岬⇒青森市 300km
であるが、もちろん無理。ここに目指していくとドコモ寄れないということになるので、この辺りで計画放棄。次回からはもっと現実的な計画を立てましょう。

さて、寝苦しかった夜であったが、5時間ぐらいは多分寝た。
だが、話声で起きた。
そういえば、昨晩も東屋に自転車できたオジサンが、いびきかいてうたた寝。たまに起きて、あー寝ちゃったとか言いながらまた寝ていた。あれは酒はいってるな。
で、今度は5時前からだなあ。何人かいる。
だんだんとすっかり起きてしまった。が、あの人たち日本人なのか?韓国語っぽく聞こえるが、つまりはさっぱり何言っているかわからない。
でも、恐るべし秋田弁って可能性もある。
きっと、毎朝ここにて集会しているのだろう。自転車や軽トラが何台もある。
起きたので、昨日買ったパンで朝食。だんだんと暑くなってくる。
トイレに行って、海の温度を感じてくる。
少年が一人浜にいた。
トイレ併設のシャワーは8時半からのようだ。まだ、6時。うーん、短パンに着替えてひとつ泳いでみよう。テントに戻って着替えてそのまま海にはいる。ブイまで行って帰ってきた。気が済んだ。遠浅でブイでちょうど足が付かない程度。暖かかった。
トイレの前に足洗い場があって、ホースもついていたのでそれで体を洗う。
戻ってくると集会が終わりかけている。そしたら、日本人である。恐るべし秋田弁。
普通に会話してみるのだが、さすがにこちらに向けて話すから理解はできるが3割はわからず捨てている。割合は違うが英語みたいな感じだ。
ペンキ屋さんのおじさんに、この辺りの地形が200年ぐらい前に隆起して、島だったのが小山になったと。昨日食べた道の駅の6階から見えるよと教えていただく。
会話しながら撤収した。
お別れして、まずは昨日の温泉に向かう。そう、忘れ物。首に巻く水タオルみたいなの。無事合った。ありがとうございます。
引き続き、道の駅。あら、まだ空いていない。といっても8:50で空くのは9:00
トイレに行って待つ。
早速6階展望台に、おお、確かに小山がポコポコ。説明では2mほど隆起した。芭蕉のころには島だったそうな。

さて、出発だ。この時点で9時半だけど。海で泳げて満足だ。
短パンは、箱の上で干して置く。
由利本荘もなかなか遠い。市街を抜けると道の駅 島式海港公園 というのがある。
そういえば、この辺りはすでにだが、風車が目立つ。大きいから目立つのは当たり前だが沢山出てくる。風強いからなあ。
で、この道の駅 入ってみると普通に風車があっての道の駅だけど、実は奥に漁港があって、そこまで海の上に橋が架かって普通にみんな行ける。

ここの景色がまことにありがとうございますということであった。
ふー、こりゃいいや。
堪能してから、出発だが、すぐに日本ロケット発生の地 の碑があるという。スタンドで聞いてみたらわからんと。なんだよ。
出て、500mもいかないうちに看板がある。なんだよ。
だが、曲がれずに通り過ぎてしまったので、Uターンして海側に入っていく。
0.1kmとあるので、すっと行くと、少し広くなった場所があるが碑が無い。おやー?
左折してみるもない。おやー?
で、仕方ないあきらめて帰るかとおもったら、R7から40mぐらいのところに海に向かって左側にあるじゃないか。やれやれ。看板は正確に頼むぜ。

糸川博士らの業績にしばし思いをはせる。この一歩がはやぶさやらにつながっているのだなあ。この浜辺なら失敗しても大丈夫そうだ。

では、秋田市に向かう。
淡々と進むと町が見えてきた。うーん、大きいねえ。高いビルもたくさんだし、そうそう、東北って人口減少が多いとあるのだが、こうやってバイクから見ている分にはその後もそうだが、とくに寂れた感はあまり感じなかった。豊かだなあってのが印象だけど、そこはしばらく住んでみるのとでは印象ちがうだろうなあ。
で、ポートタワーがある。100mだそうな。いい目印なのでそのまま目指す。
到着すると帆船があったり、海上保安庁の船だったりいろいろだ。

入ってみると、展望台無料だと。ほー(^^♪
1階の店でお昼。またまた海鮮丼。これはうまかった。

登ってみる。
ああ、いい景色だ。フェリーターミナルがある。あーそうか、秋田経由する北海道航路があったなあ。ここにはおいら停泊したのだろうか?記憶があるようなないような、四国と混ざっているような。


そんで、戦後港が破壊されて使えなくて困ったが、軍艦を3隻沈めて防波堤変わりにしたとのこと。
これで、復興を進め、いつだか引き上げて現在の防波堤に変えたとか。なるほどねえ。
すでに午後1時過ぎた。
少し行くと、天王という道の駅、しかもスカイタワーってある。好きだねえタワー。
まあいいや、と思いながら入って木陰で地図見てると、車の人が話してきた。
どこ行くの?竜飛です。
竜飛のすぎた先に良いキャンプ場あったよ。どれどれ、ああこれだ。鋳金岬。芝生でしかもただ。ほー、ありがとうございます。
道沿いに巨大なまはげ発見。これなんか記憶があるってyoutubeだけど。
ずいぶんデカいなあ。ウルトラマンよりは小さいかなあ?

男鹿半島に入る。
一周するのは遠かったので、R101からなまはげラインに入る。
なんか、景色がダイナミックだな。うーんすごいぞ。でも、暑い。疲れと、寝不足でボーっとしてきた。こりゃ駄目だなと思ったときに「なまはげ館」発見。

見学というよりは涼む目的で小一時間休憩。でも見学して面白かった。
展望台についた。車の岩手の人がいろいろ話しかけてくれる。去年はオニヤンマがやたらいたとか。これがソロツーリングの良いところというか醍醐味だろうねえ。
マールという丸い湖。なんだっけ?ああ、火山活動の水蒸気爆発で出来たくぼみに水が入ったそうな。


さて、入道崎に到着だ。3時半ぐらいだったか。
焼き物のお店はもう、やる気なくしてなんも焼いていない。何か食べようと思ったのに残念だ。
すると、250のスクーターの人が帰ってきた。
ナンバー見て、あれ?うちの嫁の実家のところだという。奥さんとは面識はないようだが、しばしお話。山を登っては移動してということしているそうな。登山も2時間ぐらいで往復できるところもあるとのこと。ロープウエイとかフルに使っての登山だそう。
なるほどねえ、山登りは下りで膝が痛くなってやめていたが、少しぐらいならいいかも?ただ、靴はそれ用が良いだろうな。
灯台があるので、行ってみたらなんと登れるという。200円払って登る。ぐるぐる螺旋階段を80段ぐらいだっけ?120段だっけ?登るとこれまたいい景色だ。
いやーすんばらしい。心が洗われるねえ。


ここにも遊覧船があったが、結局乗らず。
まあ、こういうのってなかなか気恥ずかしいものもあるので、勢いつかないと駄目だなあ。
さて、今日はどこまで行こうかな?
もう4時だし。でも八郎潟付近のホテルか、キャンプ場かそれともそのさきまでいくか。
ただ、八郎潟を東西に走る直線道路はおすすめになっているので行ってみたい。とか考えていたのだが、出発してすぐに、あー無理疲れた。
ってんで、先に調べて置いた八郎潟の結婚式場もあるホテルに決定。5700円税抜きとお安い。
なんか、気が付いたら風車やら潟の景色になっており、高い建物はすぐに分かった。
ただ、入口間違えて少し手間取ったが綺麗なお部屋(和室)にチェックイン。



温泉がまた、腐葉土の昔のものの成分だそうでめったにないらしい。すごくしょっぱい。
充電祭り、データ移動、洗濯、などしてから、1階の中華レストランで、麻婆豆腐とチャーハン頼んだらえらくたくさん出てきて満腹以上だ。そして美味しい。ただし団体客がやかましい。
1時間ほど、テレビやら地図などみてからぐっすりとお休み。
本日の走行 165km まあこのぐらいが良いんだろうね。
8/1 4日目 竜飛行ったよ。
朝食があるようなないようなだったし、せっかく宿に泊まってぐっすり寝たから早起きして7時出発の予定。ほぼ定刻に出て、さっそく八郎潟の東西ラインに向かう。
いやー、ここもなんだかすごいぞ。田んぼなんだが、ここはアメリカ?中国?うーんすごい。
まあ、米余りが予測されているころに田んぼにするというのはなんだかなあだけど、景色的にはすごい。展望台が欲しいなあ。

ほぼ10kmぐらい一度少しずれたが直線である。このずれ方は、左右から進めてきて、あ、しまった合わない、仕方ないちょっとずらして合流させようっていう工事だったとみた。
R7に合流したところのコンビニで朝食
能代市街でなんだこれ?


能代市街を過ぎて、R101にて北上海沿いの道だ。この辺の右手は白神山地である。が、雲掛かってさっぱり見えない、道沿いも少し降りそうな感じ。

おっと、青森県だよカブ子ちゃん
良かったねえ、来れたねえ

そんな中、進んで十二湖に向かう。
一番奥の青沼が素敵だ。この景色は、屋久島に似ている。ここももう少し登って行けそうだったのだが、池過ぎて10m登ったところでUターン。まだ、少し不完全燃焼。


R101に戻って、深浦町を進となんと役場の食堂でマグステ丼を出しているという。
躊躇なく入る。もう昼だったし。
確かに役場の建物だが、一角に食堂。職員用ではないなあこれ、観光用でマグステ丼のみの提供。
刺身と、マグロステーキを美味しく頂いた。

引き続きR101で進むと鰺ヶ沢。ここでイカ食べようと思って入ったら、CB400SSのライダーとお話。
ねぶたとねぷたのお話。弘前ではねぷた、青森ではねぶた、そんでほかの地区でも同じようなお祭りがいろいろあると。で、本日から弘前でねぷたはじまる。青森は明日からだが、子供ねぶたからだよと。
弘前で見て欲しいねと言われて、検討した。秋田の竿灯はまだやっていなかったがこちらはやっているのか。宿取れるのかなあ?でも、今日は竜飛に行く気満々だと。
ただ、現在強風である。こんなんで岬に行ってテントなんで張れるのか?結論は出ないままとりあえず、十三湖まで行くことにする。そこからなら青森方面の戻れるとのこと。
そんで、十三湖のしじみラーメン美味しいよと。


で、ここらは日本海が北にある。ずーっと西にあったが、そのためかどうか曲がる場所間違えて道の駅の近くに地球村ってのを見て、あれ?違うなと。仕方ないのでもう少し進んでR336で北上
このあたりで、雨降ってきた。さすが竜飛の近くに来ると天気悪いかって勝手に思うが、実はその先でまた晴れた。
十三湖のしじみラーメンはうーん、それほどでもないのdが、おなかパンパンになった。
小泊半島はスルーして北上。
竜飛に近くなったら、なんだか山に登っていく。いい勢いで登って、普通に峠だ。もう晴れてきたのですごく景色が宜しい。

500mぐらい登ったのでは?下ってから少しで竜飛岬到着だ。
とうとう最大の目的を達成した。
ここは、21歳、大学の友とみちのく二人旅したときに、大間岬に行って、次は竜飛だなあと言ってから35年ほど経過した。でも完了したよ。元気か!岩井。って去年会ったけどね。
普通にここに止まるでしょうってところに「歌碑」ありました。

もちろん、あれ。ここに来るまでに100回ぐらい歌ったのではないか。
「上野発の夜行列車・・・ごらんあれが竜飛岬北のはずれと、見知らぬ人が指をさす」
石川さゆり、津軽海峡冬景色。歌は流れていなかったが、ボタンがある。押すでしょう。
キター。結構な音量で流れます。
あとで、もう一組来て2回聞かせてもらったので計3回。


その後、灯台付近に移動してみた。灯台は登れない感じだ。
ここに来る途中ですでに天気は回復して強風もなくなっていたので、テントに決めていた。
降りて、歌碑からみえた漁港にも行ってみた。だいたい、大きなホテルもあるし荒涼とした風景って感じではないのだ。
そのまま先に進む。今別町の名前忘れた。この辺に多いねえ、この店。なんとホームセンターと食料品が一緒になっている。ほーまっくだっけ?
しじみラーメンのせいで、おなかいっぱいなので、ウインナーともやし、あとは朝食用。
さあ、鋳金キャンプ場到着だ。6時ごろだったかな。イメージよりも小さかったがとても素敵なところだ。
そんで、また誰もいない。
乗り入れ不可なので、サイトまで10歩ほど歩いてこんどは、グランドシートだけ敷いたときに寝てみた。OKだ。そんでテント張って、さてタープはと。パス。
いつの間にかお爺さん登場。どうも、道向かいのお宅の方だ。
コーヒーを初めて沸かしてみた。そんでコーヒー飲みながらさらに、お話ししながら、津軽海峡に沈む夕日を見ていた。今日は残念ながら海の上に雲があって沈む姿はあまり見えない。でも直前までよく見えた。左は竜飛岬右は北海道。芝のきゃんぷじょうに テント張って、夕日を見るなんてまああなた。ちょっと素敵ですねえ。



おなかすかないので、いろいろ作業を終えてから、やっとこのために今回途中で寄り道して山形で買ったダイソースキレット 通称 ダイスキ に火を入れる。焼きが甘いがまあいいか。さすがに、ステンのクッカーとはわけが違う。あまり焦げずに美味しくウインナーともやし頂く。
少し照明が明るいが、今日は涼しくてよく寝た。結局一人だった。
本日の走行 241km
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車でもそんなに遠出したことないや…
tubeの方も楽しく見させてもらいました。
そうなんだよ、なかなか大変だった。帰りがもっと。
修行だったなあ。
続きはまたね。