後半になった。
鋳金岬のキャンプ場では気温も適温になり、ゆっくりと寝られた。
ありがたいことだ。さて、朝方おきて活動開始のころに車が一台入ってきた。釣りの人だった、とくに会話も無くするー。
景色は、雄大だなあ。北海道も見えているし。

朝食には、パンと、昨日食べきれなかったもやしを、またダイスキで炒めて味はなしで。
普通に撤収できて、出発だ。
どうだろう、少しは早くなったかな?
進んでいくと、昨日の道向かいのおじいさんの言っていたことが良く分かる。
その先の人は、北海道なんか見えないよというと。つまりは、向きが良く変わるので、見える陸が津軽半島になるというわけだ。
海沿いの、道を進むが、まだあの歌がリピート率高い。
だって、まだ見えるんだよ。竜飛岬。
そのたびに、出るね。
変わらずにいい感じの道が続く。

R280で、進むと外ヶ浜町でむつ湾フェリーがある。ライダーが数人。
大間にいくのであれば、これがいいね。まっぷるでは一日2便だったのだが、確認しないままお別れ。このルートを青森経由だとずいぶん時間かかるって言っていた。そうだろうなあ。

フェリーはまだ出向しないうちに出発だ。
青森に近づくと、三内丸山遺跡って看板が出てきたのだ、そいうえば竜飛に行く途中にも出たのだが、いつの間にかいなくなってあらまあと思っていたが、青森市内だったのか。
なんか、最近聞いた気がするこの名前。ああ、NHKスペシャルだな。縄文時代の遺跡だ。
そういえば、火炎土器とかそこら中で、モニュメントがあった。
やはり、行くでしょう。

その前に
太っ腹な青森県のおかげで、無料である。

しかも、入るとボランティアガイドさん10時出発とある。5分後だ、待つ。
なかなかに美人さんである。位置取りが前になるのは仕方なかろう。
縄文時代1万年の中で、1500年間この村に定住していたという。
昔の教科書では、狩猟して点々としていたとあったような気がするので、全然違う。
道があるのだが、10人ぐらい並んで歩ける幅だが、これも昔の復元だそう。
広い道作ったものだ。
栗やら、どんぐりだかも植えていたようだし、魚はたい、いか、たこ、・・・・あわびなど何でもあり、小動物も狩りしていたようだ。
死体は埋葬して、子供と大人は別の位置。子供の死亡率は高く、一人の女性が30歳ぐらいで死ぬまでに14人ぐらい生んで、3人生き残るみたいな確率だったそうな。するってと15くらいから毎年生んで、最後生んだら死んじゃうみたいな。うーんすごいな。
復元の建物は、いろいろあるが、おそらくこんなだったろうという、6本柱の巨大なのもある、これは土の圧の状態から想定したらこうなったとのこと。






そうそう、野球場を作ろうとして、途中までスタジアム作ったところで、これ発見して大騒ぎになり、野球場から遺跡に変更。まあ、こっちのほうがいいよね。
暑い中1時間外を回って疲れた。
お茶飲んで休憩したら駅に向かう。
駐車場でライダーと話したが、なんだか話がさっぱりかみ合わない人だった。パスパス。
さて、青森駅は雪の中ではない。ちょー暑い。
そんで、ねぶた一色だ。
とりあえず、観光案内に寄ってみる。ところで、ここでねぶたであるがこの青森時点でお昼前。おととい、弘前のライダーに教えてもらってから、ずっと気になっていた。というか、出かける前からそういえば東北夏まつりどうかねえと。
昔から、5回にわたって東北といわれる地域にツーリングしているが、一度も行ったことがないのだ。お祭り。
もっとも、秋田や青森は3回目だろうが。
で、昨日あたりからずっと考えてはいたのだ。でもねえ、最初の予定コースは無理ってんで、まずは太平洋側に出るのはやめた。そんで、今回の8日間であるがこの時点で5日目の昼近く。
そんで、なにせ暑いのである。ああ、もう最短コースで行こうかな。で、検索するとやはり、ナビでは来た道ってことになる。さすがにそれではということで、内陸ではあるが、日本海側寄りのあたりを南下していくかなという計画に変更したのである。
およそ距離で800kmとなった。250kmずつ走っても三日で750kmまだ残り50kmある。
その250kmってのはなかなかに厳しい距離である。暑さピークの時間は避けたほうがイイのだが、そうもいっていられないかなあ。で、帰った後で気が付くが、ナビの距離が短く出ている気がする。
実際のところ、数日伸ばす事は出来ないかというと、仕事の都合からすると何とかなるはずであるが、家庭の事情もあることだし、今回いきなり延長ってしてしまうと今後のこともあるしというので、やはり予定の日には帰ろう。
となると、このカブというか高速使えないことが伸し掛かってくる。
予定では、青森から十和田とか八甲田とか通って鹿角に出るつもりだったが、一切パスして鹿角に
ということで、今日は青森がこどもねぶだで弘前は本番だって聞いていたのだが、もっと南に進んでおかないとだめだなあ。なにせねぶたは夜やるから夜は泊まるよね。
見た上で、泊まらないで夜中走るって選択は、いやもう無理。
お祭りは次回にしよう。
というつもりで、観光案内に入ってねぶたは見れないのか聞くのだが、案内の方、なに言ってるの、見なきゃだめでしょうって。
まあ、そこはスルーして、設置してあるテントの場所を聞き出して、徒歩10分ほどかけて見学。
なかなかの迫力であるというかとてもすごいが、先日の超大型よりは小さいよねえ。
でも沢山会ってすごいことだ。しかも毎年作り直すとのこと。えらいことだな
あ。


とりあえず満足して、屋台もので昼飯代わりにしてから出発。
弘前に向かう。
弘前は、結局見ないから今回は素通りしようってんでバイパスで市街に入らず。
K13で黒石市通って真南に進む。大鰐でR7に合流。だが、暑くて耐え難い。
温泉の看板見つけて入ろうとしたが、うろうろR7を反対方向にまで進んだりしてやれやれなれどやっと到着。
はー、すっきり。そうそう、夕べは風呂入らなかったからなあ。それで。
ご飯食べられなかったので、風呂上がりの休養後に出発。
R7とは、平川市(ここにもねぶたあり)で分かれて、R292に。十和田市に向かう。湖ではない。
ここらで秋田県再突入。
青森県のコロプラはこんな感じだ。
もちろん、35ねん前にはコロプラが無いので、西側は空いたままだ。

秋田県でも、たまにコロプラしながら南下。
そのままR292でずんずん淡々と進む。暑い。
で、鹿角市にてホテル予約したのは、もう5時とかかなあ。だんだんと判断が遅れてくる。よくない傾向である。
もう終了って感じで駅前のホテル到着。

例によって、充電セットしてから風呂。
一休みして食事に出た。
おいしそうな天ぷら屋さん、恐る恐る開けたら満員で無理ってんで、ほぼ向かいのとんかつやに行くと誰もいない。
そんで、定食でなく頼むが、まあ可もなく不可もあり。でも、値段也。
うーん、残念。
データ移してからルート検討してもう寝る。
明日は、八幡平アスピーテラインを途中まで行って往復することにした
177km走行。観光と温泉だからこんなもんだよね。やはり最高で170kmぐらいが観光の日にはちょうどいい。こんなのホントは、連泊して周囲50kmとか走っただけでも良いんだよ。そのほうがおもしろい。
6日目 8/3
鹿角出発は食事して8時前 2651kmになっている。
昨日の分に書いたが、すでに帰宅日確定優先モードで観光は一か所ぐらいに絞る。あとは走る。250kmが最低ラインとなってしまった。はーつまんね。
とはいいつつ、本日は八幡平アスピーテラインに行くのである。行って、見返り峠の岩手県境でUターンして元に戻る。
なんでかって、もちろん距離を延ばさないためだ。岩手県側に降りてしまうと計算ではずいぶん距離が延びるし、山だし。時間かかるだろう。
で、すぐに山登りが始まる。さすがにカブ子では全開にしても厳しい登りが続く。
途中で休憩すると、後ろを抜かさずについてきたバイクが到着。若い兄ちゃんたちでしかも400とかのZRXとゼファーかな?このくらいがいいですとさわやかなことをいう。

さて、この旅では、風力発電が目立っていたが、もちろん太陽光発電もたまにある。ただ、あまり多くないし規模も小さい。本来福島の原発のところに行くつもりだったがそれはだめで、あとは水力発電のダムは何か所も見た。
で、もう一つである。
そう、地熱発電。

看板と、遠くからだけだが、地熱発電所ってのは初めて見た。ということで、自然エネルギー発電の旅と名付けた。
さあて、引き続き峠を目指す。まあなんとなく到着。この景色は志賀草津有料道路だったルートのと酷似。いくらかこちらの方が森林限界が高い


のかな?でもまあ素敵な景色を堪能。
峠では、駐車場に100円で停める。
はじっこの展望台からは素敵な眺めだ。ただ、ほんとの山頂は徒歩往復45分とか。またもパスってことになるなあ。
岩手側に少し歩いてからコロプラしたら岩手県であった。かすっただけだがま、よかろう。
さあ、これで本日の観光はほぼ終了。ずんずん降りる。
19度の高原から下界におりて、標高も下がり、日照は増え、日陰と日向で、最後には39度になっている。
田沢湖に到着。
秋田犬見学させてもらう。見学だけの人なので入場料200円?払う。
見てたら、オジサン出てきて外に出してくれた。わお。

隣で、稲庭うどん食べる。うまいなあ。腰があって、ツルツルして。
800円って高い気がしたが、そんなこともないか。


ここで、電話来て埼玉の姉たちが墓参りに来るという。ところが、おいらは土曜日には帰ってない。まあ、いなくてもいいよということで。
ああ、こういう湖では湖遊びしたいものである。
たつこの像見てから、ってこんな金ぴかだっけ?南周りで半周してからR105に出て、また南下する。

おっと、角館ですなあ。
ここも昔よく見たということで、ちょびっとだけ見て写真撮って出発。なんだかなあ。


R106から、おすすめのK71に入りより直線的に南下。大仙市にて今度はR13に合流。そうか、13号はこの辺りだったのか。国道を数えたりして進む。
ここで、次が横手市だったが、するすると来てしまいコロプラ忘れた。
結局秋田県、は横手市が残ってしまった。ということは、また来るねということだ。
そう、お祭りも行けなかったし、結局また来ることに成るわけだな。

しかし、マップルのページがどんどん若くなっていく。昨日は97ページ見てたのに、もう50ページ台だ。
そのままR13で金山町から新庄と通る。新庄までくればまずは良いかと思っていたが、もう少し行けそうだ。
宿は、(キャンプする気はずいぶんない)天童に取った。
そのまま南下して天童到着は6時ごろだった。
CBで一昨年来た時に止めた場所で記念写真。は駅前。


ホテルは駅近で、ここは、大浴場が無くて、部屋のだったかな。それとも翌日か。忘れた。やることやって、一息ついてから夕食。
結局ホテルの隣ぐらいなレストランで少し待って、まあまあおいしく頂いた。雰囲気はとても宜しい。
距離 2951kmで走行300kmだ。
ほー、カブで300kmねえ。頑張ったおいら。修行のようだった。
そのなかでも八幡平とか秋田犬と戯れたり上等である。
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