http://shinetu5ride.org/信越五高原ロングライドに行ってきた。
前日
4時が受付終了だったので、3時過ぎを目安に出発。
荷物は前日に用意していたので自転車本体とシューズ、めっとなどを積んで。
前回下見でCBで行ったので、道はわかってはいるが車だとやっぱり遅いなあ。あれーまだつかないって感じが多かった。

無事受付を済ませ、ビブなど受け取る。
結構、走っている人がいるが、疲れるので今日は止めておこうと思っていた。
が、ちょっと走った。
というのも、宿に入ってからスタート地点を確認するためである。往復4kmぐらいか。宿のエルムペンションが今回坂下ったどんつきにあったので意外と疲れる。3人くらい参加者が泊まっているようだった。
風呂を沸かしてくれるというので、その間に行ってきた。5時から入って6時のパーティー会場へのバスに備える。

パーティー会場は、ビール屋さんがやっているバイキングとビール飲み放題の施設。
偶然というか、新聞見たら妙高の宣伝が出ていて、ここもでていた。
今回は、ショップの知り合いに振られたので一人参加であったが、運よくよい方たちと同じテーブルになり楽しく過ごせた。
料理も、ビールもよかったのだが、ビールは相変わらず合計で1盃ぐらいだからなあ。
前の人は悪魔おじさんといって、角が生えている。
横の人は、アルペンスキーして来て、今年はパトロールになりたいということで、ぜひスキー場に来てくださいなと誘って電話番号はゲット。いんとらでどうでしょう?
帰りのバスで寝てしまい、こりゃまずいなあ、これだと寝れないかも。
乗った場所でないところで降りることになった。が運転手さんがわざわざワゴン車に乗り換えて送ってくれた。
また風呂入ってとりあえず寝てみた。
10時過ぎから1時過ぎまではよく寝たが、起きたらもうだめ。
1時間ほど眠れないか試したが、だめで仕方ない横になりつつスマホで動画(hulu)見て過ごす。
結局朝の直前に少し寝たが、なにせ起きる時間が5時半だからなあ。
これは失敗した。酒飲んじゃいけなかったな。ということで、よっぽど調子が良くない限り120kmは止めて95kmのショートバージョンに変更しようと思った。
起きて、おにぎりを頂き荷物を車に積んだら出発だ。体調は寝てない割には動くかな。
さて、開会式

初音ミクもいた。
キクミミさんといって有名らしい。いつだかネットで見た覚えがある。

バックの斑尾スキー場もなかなか楽しそうだ。

諸注意のあと出発。7時から20秒ぐらい感覚で出ていく。1分半ぐらいで自分も出発。
で、ガーミン見てびっくりだ。ゆっくり上っているのに心拍が145とか。え!
これは寝不足のせいかなあ。いくらなんでもこの程度では130行くかどうかだろう。
うーん、こりゃ調子出るまで(出るかどうか?)ゆっくり行こう。
ということで、ガンガン抜かされる。ま、しょうがないなと。
なかなか、ゆっくりの人たちの後ろにつけてしばらく行くが、さすがにゆっくりすぎかなあ?
一度抜いてみる。
というか全コース中で、人を抜いたのってたぶん10人ぐらいだなあ。
遅くもなるわけだ。
最初のエイドで、このイベントに誘ってくれたスタッフの方と一緒になった。その後も知り合いに何人かスタッフで参加がいたのだった。
結局ずーっとエイドでは一緒になることになった。先に出るのだがエイドで合流。うーん。みんな女性なのだが早いなあ。
最初の原通りエイドで通過チェックのサインをしたが、たまに空欄があるぐらいで、だいたいみなさんチェック済。
まあ、脚切たいむには余裕があるって思ったのが間違いだった。
普通に休んで出発。
ここからは基本登りのみ。
池の平っていうと、おいらはどうしても白樺リゾート池の平ホテルが出てきてしまう。
赤倉温泉スキー場と杉の原スキー場のあたりということだ。
といってもどちらでも滑ったことはない。というか先日下見するまで行ったこともなかった。
鬼の洗濯板っていうから、アップダウンが何度も何度もあるのかと思ったら違って、激坂のことであった。
大変だったが登り切った。コンクリで滑り止めが深く刻まれているので洗濯板なのだなあ。
その後、エイド到着。おにぎりなど頂く。ここでも知り合いスタッフと同食となった。
120km行くのかと聞かれて、うーんどうしようかまだ悩みちゅう。
このへんでは実はよく見なかったのだが、まだ足切には余裕があった。
で、またすすむ。
だが、距離を見て驚く。なんだか先が長いなあ。
延命茶エイドについたのがたぶん11時ごろ。
しばらく休んでいたが、行けばってスタッフたちの声もあって120kmに確定。
ところが、すぐ先の分岐点で、あと15分でゲートクローズだと声がかかって我に返った。
あらまあ、足切が迫っていたのだった。
仕方ないので、少し頑張ることにする。
心拍数は普通になってきたが、池の平あたりから痛くなってきたひざが気にかかる。
ここ坂はあまり急ではないが、10kmと書いてあってやれやれだ。
半分ぐらい過ぎたらスタッフの鈴木氏(仮名)が前からやってきてUターン。
一緒に行きましょうっていう。
聞けば、後から来る人はもう2人で、リタイヤ寸前だそうな。うーってことはおいらってほんとのびり!
こんな170にんぐらい出ているん中でびりか。やれやれだなあ。
まあ、すでにリタイヤした人も結構いるらしいが。
あおぞら自転車クラブの私設エイドも、その先の給水所はだいざほうし池にもサインする場所ではなかったが、基本は急いでみた。あと1時間20分で次のサンクゼールエイドのつかないといけない。
下り基調で、時速25km出ればいいから間に合うでしょうって。
くだりでは頑張った。結構スピード出してあまりブレーキは多くかけなかった。気持ちよかった。
距離を稼ぐためかちょっとでべそになったコースの登りがつらい。
ここCBで下見した時もこれは大変そうだと思った場所だ。
看板が出ているので、上り4kmとか、半分まで来たよとか、いいのであるができれば残り1/3の看板にしてほしい。半分では心が折れそうだ。
途中からガーミンを時計がメインの画面にしてタイムアタック状態になってしまった。
女の子(以後あゆみちゃん(仮名))が途中で抜かしていった。あらー偉く元気に抜かしていくなあ。あの走りならもっと先に行っていてもいいはずなのにどうしたんだろう。
で、このあたりで全般に、肩や背中が痛くなっている。たぶん体幹が弱いのであろう。腕で支えているからだ。心拍は140−150あたりで会話もできなくはない。
エイドでは普通に会話できる。
脚は、疲れるが立っていられないというわけではない。
ひざは痛いが、悪化はしない。ただ、歩くときのほうが痛い。
腕も立ちこぎすると痛い。
というのを見ると、
体幹に問題があるな。
マッサージの人にも言われたが、腹筋が弱いと。腹筋に力入れて、ドローイングでいろいろやって行こうとおもっていたが、終わっていたな。
なんとかかんとか、サンクゼールに到着したのは5分前。2時半だな。まだ、10人ぐらい休んでいた。
トイレに行って身を軽くしてパンは3切れ。さつまいもジャムはおいしかった。
コーラももらって、カフェインでチャージ。さてここに着くまでにたぶん完走は無理かなあ。
最後の坂きつそうだし途中で車に拾ってもらうことになるなと思っていた。
ひざも痛かったが、悪化はしなかったのでまあ、走り出した。
鈴木氏も行きましょうって言ってくれるので、じゃあ行こう。
先ほどのあゆみちゃんが走り出してすぐに止まった。見るとグローブを忘れていた。この隙に先行しよう。せこい・・・
と思ったのだが、坂下って登りになって、本格的な坂になってしばらくしたらちょっと休憩。あゆみちゃんと伴奏のスタッフにすぐに抜かされた。すぐにつづら折れは終わるというので、1分ほどで出発。あゆみちゃんとスタッフになぜか追いついたのであるが抜く余裕は全くない。
トレインで行きますかと鈴木氏。
しばらくトレインになったが、ほんの少しオーバーペース。左の太ももが異変だ。
あ、こりゃ攣った。
休む。とんとんして攣りが治るのを待つ。これは初体験だなあ。
さよならあゆみちゃん。
時間を見てこのペースで行けばゴール間に合うと鈴木氏。
じゃあ、がんばろう。
回収車のスタッフや、あおぞらの方にも大変な声援を頂いて、ありがたい。
ほとんど折れていた心が持ち直す。
最後の登り坂4kmの看板、きつかったがなんとかあと1kmぐらいに。
でも、ちょっと休ませてくれ。
さて、最後だ。登るぞ。
風よけになってくれる鈴木氏、途中からはほかのスタッフも。
確認されたが、自分が最後にゴールすることになる。放送されるよ。
目印のセンターコーンが出てきた。これで坂が終わりだ。
看板が正確に出ているので信頼できる。
最後も風よけにスタッフがなってくれる。放送が聞こえてくる。あのカーブを曲がれば。
見えた
ゴールまで制限時間の9時間を5分残して、みんなが見守る中(だいぶ人は減っていたけどね)ゴールイン。
やったー
しかもびりで。
と思ったら、そのあとに一人来た。
結局ブービー賞(なにもないけど、というか順位を競っていない)であった。
完走証を受け取る。

鈴木氏と握手をして感謝。
暖かいキノコ汁を頂いて椅子に座って疲れを少し癒す。
あー、大変だった。2700m登るのはちょっと厳しい。もちろんガーミンに新記録として出ている。
これ更新することはできるのであろうか?
来年出たら、なんとか1時間更新したいものである。
エイド以上に休んで、宿に戻るために仕方なく自転車乗って坂を上る。
車まで行って、自転車積んで温泉へ。
温泉で着替えて、帰りは違う道で豊田飯山インターへ、こっちのほうが近かったかな?
階段は非常に大変ながら登れた。無事帰宅して、大河ドラマ見るのが精いっぱいで9時に寝た。
お疲れさん⇒おいら。
そして、完走できたのは、自信になったなあ。
残り3kmぐらいでリタイヤする人も見たのだ。
心が折れないでよかった、人の応援は力になるってのがしみじみ分かった。ありがとう。